【密着】自動車工場勤務どんなことするの？上手に生き抜くためのコツを3年間勤めた元社員が解説。

私は、高校卒業後、自動車メーカーで社員として3年間働いていました。

工場で働いていた時は、 繰り返しの日々に飽き飽きしていました。

そんな中、なぜ乗り切ることができたのか、 1日のスケジュールを赤裸々に公開していきます。

これから工場で働こうと思っている人の参考になればと思います。

工場勤務の一日の流れ

私の働いていた自動車工場では、2交代勤務だったので【日勤】と【夜勤】がありました。

実際に働いていたときの1日はこんな感じです。（残業が2時間の場合）

昼勤務/夜勤務
7:30/19:30	家を出る
7:50/19:50	工場に到着
8:00/20:00	体操・朝礼
8:10/20:10	機械の点検
8:20/20:20	作業
10:00/22:00	休憩（10分）
10:10/22:10	作業
11:50/23:50	昼休憩（60分）
12:50/0:50	作業
15:00/3:00	休憩（10分）
15:10/3:10	作業
17:00/5:00	休憩時間（7分）
17:05/5:05	作業（ここから残業）
19:00/7:00	片づけ・清掃
19:10/7:10	パソコン入力や提出物の管理
19:30/7:30	業務終了
19:50/7:50	帰宅

生産の残業はMAXで2時間です。

そこから個人の業務があれば行います。

個人業務はそれぞれ割り当てられ、私はExcelで用紙を作成してプリントアウトしたり、記入後の回収を行なっていました。

派遣・期間工の方へ
個人業務はありません。生産が終われば、即帰宅できます（笑）

反対班の人の業務が始まるので、あまり長く職場に残ることができません。

通勤

自分は会社の寮に住んでいて、職場まで徒歩20分のところにありました。

自家用車での通勤となると、渋滞にはまる可能性大。

改善策
・会社付近の寮に住む
・会社が運用しているシャトルバスを利用する
・早めに出勤して、車の中で時間を潰す

派遣・期間工の方は欠勤や退勤が、給与に大きく響くので余裕を持った通勤を。

体操

始業前は、体操曲が流れ、みんなで円を作って体操を行います。

改善策
・始業前は必ず体操を行う
・なんとなくではなく、指先まで意識して、正しいやり方で行う

朝の体操はあなたが思っている以上に重要です。

たった数分ですので、きちんと体操を行いましょう。

朝礼

毎朝必ず、朝礼があります。

体操が終わった後、上司から連絡事項が伝えられます。

KY活動とは、【危険予知活動】の略であり、作業前に起こりうる災害を想定し、対策を考える活動です。

作業中

自動車工場では与えられた作業を、黙々とこなします。

営業職では常に人と向き合いますが、工場では機械と向き合うことになります。

慣れてしまえば、あとは楽です。

改善策
・「体が限界」感じたら、怪我をする前に上司に工程のチェンジをお願いする
・分からない作業・道具に触れない
・難しい所は遠慮なく、師匠に質問する
・トラブルが起きたら自分で対処せず、師匠や上司を呼ぶ

師匠は工程を知り尽くしたプロです。

難しいところは師匠にどんどん質問して下さい。

仕事をすぐ辞める人の原因のほとんどが…
師匠とのコニュニケーション不足です。

工場には色々なタイプの人がいます。

無理に仲良くする必要はありませんが、最低限のコミュニケーションは取りましょう。

休憩時間

休憩（10分間）と昼休憩（60分間）があります。

10分休憩は、工場内の自販機でジュースを買ったり、トイレに行ったりします。

60分の昼休憩は、食堂でご飯を食べる人もいれば、コンビニで買ってきたパンや弁当を持ち込んで食べる人もいます。

食堂はリーズナブルな値段でガッツリ食べられるのでおすすめです。

残業時間

日勤では17時、夜勤では5時からが、残業となります。

朝におおよその業務終了時間が伝えられますが、予期せぬ設備故障が起きれば、残業時間に回されます。

業務はキリの良いところで終わります。

反対番の人が来るので、長い時間職場にいる訳にはいきません。

退勤時は？

業務終了後は、達成感・開放感に満たされます。

一刻も早く帰りたいところです…

社員の私は業務が終われば全力ダッシュで帰宅していました。

すぐにでも家に帰ってゆっくりしたいところですよね。

まとめ

いかがでしたか？

工場勤務の1日がイメージできたでしょうか。

正直、一度慣れてさえしまえば、頭は使わないので楽です。

月収50万円を貰っていた派遣の方も、周りに結構居たのでジャンジャンお金が貯まります。

日常動作に異常さえなければ、すぐに就職できます。